職人の技術に憧れて入社
私が入社したころは、当社はまだ機械加工が専門でした。NC旋盤やマシニングセンターといったコンピュータ制御の機械もなく、まさに職人による手作業が主。知人が当社にいたことから誘われて当社に興味を持ったのですが、そういった先輩の姿を見て素材から製品を生み出す技術に感動を覚えたのが、入社のきっかけになりましたね。
加工機械を駆使して、お客様のニーズに応える
私は機械加工の中でも旋盤を受け持っていますので、素材を切削して造る製品全般が担当になります。製品や素材の特徴に合わせて、NC旋盤に加工の手順をプログラミングし、図面通りの正確な製品を生み出すことが使命です。製品によっては1/100ミリといった精度を求められますので、加工のスピードや工具を吟味しながら寸法を詰めていきます。この辺りはコンピュータ任せにできない、経験が必要な領域ですね。
やったらやっただけ返ってくる仕事
これは崇和という会社そのものに言えることかもしれませんが、やったらやっただけ返ってくる仕事だと思っています。それは身に付く技術もそうですし、仕事の評価という面でも同じです。決して大きな会社ではありませんが、その分自分のした仕事が直接お客様から評価され、いずれ世の中のどこかで誰かの役に立っていくことを実感できます。その業績を、きちんと評価して還元してくれる会社であることもお伝えしておきたいことですね。
その手で何かを生み出したい方へ
機械加工は、教えられた範囲の業務だけなら、1年もあればそれなりにこなすことができる仕事です。しかし、初めて見る図面や今までにない難しい形状の製品を前にして、ひとりで最適な解決法を導き出せるようになるには、数多くの経験が必要になります。ひとつのハードルを越えたら、より高いハードルに挑戦する。それはものづくりの本質のひとつだと思います。そんな挑戦心を持った仲間と働きたいと願っています。
